お墓参りの時、何を供えたら良いのか？にて、五供の「香」でお線香を焚くお話をさせて頂きました。
そこではお供えする方の身と心を清めることが目的であること。
清めた状態でご先祖様への感謝を表する意味があることをお話させて頂きました。
前回は一例をご説明させて頂きましたが、今回はお線香について深掘りしていきたいと思います。
もくじ
お線香の歴史
かつてお線香のない時代でも、香りのあるものを供えていたようです。
現在のような墓石を建てるのではなく、土葬の時代がありましたが、匂いを消すため、香りのあるものを供えていたこともあったようです。
簡単に火が付き、かさばらない細い棒状のお線香が作られて普及し、今のお線香になりました。
お参りに来たことの合図
インターホンのように「お参りに来ました」と知らせる合図の意味があります。
お供え物のブログでも「香」が最初に出てきましたが、まずは来たことを知らせる意味も含んでいるのです。
香りを供える
香りを楽しむという表現がありますが、お参りでは香りを食べて頂くという意味があります。
ご先祖様にも香りを楽しむ、喜んで頂くことも意味します。
まとめ
お線香には様々な意味があります。
お供えに来た合図、身を清める、ご先祖様への項の香りを楽しんで頂く等・・・
また、お供えする際には一束半束供える等ご家庭や宗派によっても異なるため、確認するのも良いでしょう。
是非皆様も清らかな心でご参拝くださいませ。
さいごに
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