先日の輸入石材のブログでは輸入石材のお話をさせて頂きました。
海外の石でも高品質で長持ちする石が結構あるということでした。
今回は高品質、長持ちする国産の石材についてお話したいと思います。
目次
石材の種類
大まかに「国産」「輸入」石材でわけられます。
各石材には特徴があり、お値段についても種類や大きさによって異なります。
お値段については上記理由により、まずはご連絡のうえ見積もらせて頂ければと思います。
なお、今回のブログでは「国産石材」についてのお話とさせてください。
御影石（みかげいし）
■硬度
高い
■吸収率
低い
■特徴
日本の墓石に使われている代表的な石です。
御影は名前の通り兵庫県の有名な地名であり、そこで産出されることから御影石と名づけられました。
硬度があり耐久性に優れており、吸水率が低いため長持ちします。
国会議事堂は御影石で作られております。
庵治石（あじいし）
■硬度
非常に高い
■吸収率
低い
■特徴
香川県の「庵治町（現在の高松市）」で取れた石で、地名からお名前が付けられております。
花崗岩であり、広島平和記念公園などでも使われているほどの良質な石です。
硬度が非常に高く、吸水率が低いため非常に長持ちします。
真壁石（まかべいし）
■硬度
非常に高い
■吸収率
低い
■特徴
こちらも花崗岩になりますが、産地は茨城県の西部になります。
庵治石に近い硬度、吸水率の低さから非常に長持ちします。産出量も多めで、人気があります。
茨城県では筑波山が有名で、ふもとが真壁石の産地です。
※他の常陸三山でも産出されます
浮金石（うきがねいし）
■硬度
非常に高い
■吸収率
非常に低い
■特徴
福島県で産出される石です。
硬度も吸水率も低く、非常に長持ちします。
産出量が少なく、最高級と評価されるほどの価値があります。
沖縄の戦没者慰霊碑には福島県産の浮金石が使われております。
まとめ
国産の石はは「２００年」持つと言われており、四季のある日本で耐え抜いてきただけのことはあります。
ただし価格も輸入石材に比べて高い（石によりますが）ことも特徴があります。
ご予算や石の種類にこだわりがある等の条件もあると思いますので、まずはお気軽にご相談ください。
さいごに
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